昨日と全く同じ朝食が出てきた。まずければうんざりだがそうでもなく、むしろ他のホテルのバイキングの料理なんかより全然おいしかった。ただエアコンがなく、食べてるだけで汗がじんわり出てくる始末。
今日はアユタヤへ行く。元々、アユタヤの絶景の噂を聞いてタイに行くことを決めた経緯があって、なおかつ誰もアユタヤを悪く言わない。さぞ素晴らしいのだろうと期待に胸膨らませていた。
BTSと地下鉄を乗り継ぎホアランポーン駅に来た。駅に入ろうとすると観光案内所のおっさんが現れてアユタヤまでの時刻表を見せ、次は2時間以上後だと言い、おれを2階にある旅行会社へ連れて行った。ここで高額なバスを斡旋されるのだろうと思い、逃げた。そして正規の案内所に行って時刻表をもらうとさっき見せてもらったのと一緒だった。ってなわけでやっぱり次の電車は2時間以上後。ちょいと起きるのが遅すぎた。
2時間も待つ気になれないから来たルートを引き返して戦勝記念塔からのミニバスに乗ることにした。塔の周りはバス停だらけ。どこで乗ったらいいかわからず人に2度聞いてどうにか発見。ミニバスというよりはワゴン車。しかし、それがびっくり。車内にテレビがあり5.1chなみの音響でVCDが上映されていた。運転手の兄ちゃんのこだわりっぷりが気に入ったが、走り出すとみんな寝てしまったため、上映ストップ。
1時間半ほどでアユタヤ着。50バーツ。降りろと言われて降りた。降ろされたところはどこなのかさっぱりわからない。いきなり迷子になった。しかもソンテウとか客引きが多い。でもタイ人のいいところは断るとそんなにしつこくは言ってこない。その場から離れるとすぐバス停があり、そこでバスを待っていた高校生くらいの男に場所を聞いてみた。若ければきっと英語ができるだろうと思って。彼は片言ながら一生懸命答えてくれ、王宮跡まで2ブロックであることを教えてくれた。なんだ意外と近いとこにいたのかと思い、彼の教えてくれた方向に歩き出した。ここは内陸にあるため湿度は低いが、それでも日差しは強烈だった。途中の店でペプシを飲んで休んだ。15分ほど歩くとそれっぽいのが見えてきて、さらに進むと「アユタヤ」ってかんじの遺跡が出てきた。
まぁ予想通り日本人はうじゃうじゃいた。象に乗れるアトラクションなんかもあって、日本人は大喜び。なにやら30バーツの入場料を払って「アユタヤ」ってかんじの遺跡の前に立つ。んーでもこれといって感動はない。暑さで頭がいかれてるってのもあるだろうけど、絶景にはほど遠い。立ち止まってると干からびそうだから遺跡の周りを1周してみた。でも、期待していた感動はまるでなかった。アユタヤは見所が点在していてそれぞれ距離がけっこうある。とても歩いて見て回れない。ってことで帰ることにした。早く涼しいところに行きたかった。
帰りはさっき歩いてきた道の途中でバンコク行きのバスに乗った。バンコクの北バスターミナルに着いたのだが、降りてからどうBTSの駅へ行っていいのかわからない。地図を見ながら公園をぐるっと回って結局30分近く歩いた。思わぬところで時間と体力を使ってしまった。
ホテルには戻らずそのままアソークへ。アソーク周辺は高級デパートが多く、どちらかと言えば外国人向きの街。メシを食べにフードコートへ。BIG-Cっていうデパートのフードコートに来た。ここならいろいろ迷いながらタイ料理を注文できるだろうと思っていたら、タイ料理なんてほとんどなくて、気付いたら韓国風料理を食べてた。まぁこれも良し。そして2階のスーパーへ。めちゃくちゃでかい。誰が届くのかというくらいの高さまで商品が積まれていた。ここだとだいたいビール1缶80円くらい。物にもよるけど。そしてタイで1番飲まれているらしいビールを3缶と菓子を買ってホテルに帰った。
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