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モロッコ・イベリア(3)

時差ボケのためかあまり寝られず、7時に起床。8時にシュークリームのような形をした固いパンとオレンジ色のジュース、コーヒーのような飲み物という朝食を採る。これなら朝食無しのとこで良いな。少しゴロゴロして10時過ぎにチェックアウトし、地下鉄に乗ってアルコ・セゴ・バスターミナルへ。
事前にネットで調べたとおり、セビーリャ経由アルヘシラス行の夜行バスがあったので切符を購入(35ユーロ。安い)。それまでは市内観光をしようという計画だったので、リスボンの中心部であるロシオ駅に戻り、コインロッカーを探した。
コインロッカーを見つけたが、何度やってもコインが戻ってきて使えない。しばらく格闘していると、駅員なのか知らんがおじいちゃんがヘルプに来てくれた。そして2人で格闘するが結局おじいちゃんにも分からないらしく、どっかへ行ってしまった。あーあ。仕方なく南のカイス・ド・ソドレ駅まで歩いて(少し意地になっている)、唯一空いていた巨大なロッカーにバックパックを預けた。やれやれ、もう2時近くだ。

lisbon1.jpg
15番の市電でベレンへ。リスボンの街並みは本当に素晴らしい。イメージするヨーロッパの街そのものだ(ハウステンボスより凄いね)。ベレンに到着し、大航海時代のモニュメントやらジェロニモス修道院を見学。普段、寺院仏閣には殆ど感動を覚えることの無いhanzoだけれど、このジェロニモス修道院には圧倒された。歴史的価値を除いて建築物としてだけ見ても凄いと思える。結局1時間くらい居座り、満足して再び市電で中心部に戻った。

その後も色々市内を回ったが、腹が減ってきた。そういや昼飯を食べていなかった。ファーストフード店と思しき店に入り、よく分からぬまま2.5ユーロくらいのセットを注文。ビールかコーラどちらにするかと聞かれたので勿論ビール(ここではビールとコーラが等価なのか!)を選択。超うまい。ポテトの量が半端じゃなかったが、何とか完食。ここは頑張るとこじゃないだろうけど。
夕方になったので、日没を見ようとサンジョルジェ城に登る(丘の上にある)。リスボンはとにかく坂が多く、歩き回るだけでへとへとになる。ただその分眺めの良い場所は多く、城からの眺めはまさに絶景。日没まで時間があるので、城の中にあるカフェでハイネケンを飲みつつ(飲みなれた味はやはり安心する)、時間を潰す。風が強くて寒かったが、眺めは最高で満足して坂を下りた。
ロシオ駅に戻り、夜行バスに備えて近くにあったスーパーで食料と飲み物を物色。ヨーロッパの田舎だけあって物価は安い。ビールなんて1缶100円以下だ。カイス・ド・ソドレ駅で荷物を回収し(出し方が良く分からず、係員に助けてもらった<こんなんばっか)、地下鉄でサルディーニャ駅へ。

しかしここで乗り換えミス。間違えた!と思ったら実は間違えてなくて、間違った方向へ進んでしまったのだ。大幅なタイムロス。まずい。バスは10時出発なのだが、9時35分にターミナル最寄りの駅に到着。全力で走るが、ここでもまた道を間違えた。地下鉄もそうだが、2度目で間違えるとは情けない。それでも何とか9時45分に到着。近くに居た人に切符を見せて確認すると、ここで待っていれば良いとのこと。バスが来た。余裕の表情で切符を見せると、何か言っている。どうやら9時半までにオフィスでチェックインをしなければいけないらしい。まずい。慌ててオフィスに行くと誰も居ない。さらに慌ててバスに戻り、オフィスに誰も居ないと訴える。すると運転手がオフィスに行って手続きをしてくれた。5分前に何とか乗車完了。危ないところだった。
10時5分くらいにバスは出発。日本人は勿論居ない。英語の放送も無く何も分からなかったが、まぁいいや、何とかなるだろうと思ってビールを飲み、ウトウトしつつ長い1日が終わった。

Posted by hanzo at April 10, 2005 12:31 PM | コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!!

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