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ドバイ・ギリシャ(6)

ホテルの部屋から

8:21発のカランバカ行きの列車に乗った。4両編成くらいの小さな列車だが、満員になるくらい客が乗った。

この時期のギリシャはあんまり晴れないらしい。しかも2月は1年で最も雨が降る時期。ってなわけで乗ってる途中から雨が降ってきた。

終点のカランバカまで乗っていた客は少なかった。13:13頃カランバカ着。まだ雨は止んでいなかったが、傘をさすほどの強さではなかった。

地球の地図を見ながら今日のホテルRexを目指した。事前に日本にいるときにメールで予約しておいた。やはりこの時期はあまり客がいないらしい。おれの部屋は窓から奇岩が望める最高の部屋だった。

部屋に着いたのは13:30頃。今から世界遺産の修道院群があるメテオラ観光に行くこともできた。だが外はあいにくの雨。ホテルのフロントで明日の天気を聞いてみたら曇りだと言う。この時期はずっとこうらしい。ってことで明日メテオラに行くことにした。そうなると今日は暇になる。とりあえずネットカフェに行って、「世界の天気」で明日のカランバカの天気を調べた。やっぱり曇り。降水確率はなくて雨が降るかどうかはわからなかった。

明日の帰りの列車の席を予約しに駅へ行った。ところが駅員は英語ができないからか、やたら不機嫌だった。仕事なんだから愛想よくしろよ。13時発の列車は空いていなかったため、17:30頃発の列車を予約した。これなら明日はゆっくりメテオラ観光ができる。ていうか、むしろ時間が余って困るだろう。

部屋でひたすら旅行記の作成。暇なときにすることができるから、ノートパソコンは持ってきてよかった。重いだけあってちゃんと役に立つ。

19時頃。窓から見える奇岩はライトアップされていて綺麗だった。夕食をとるため、外に出た。どこで食べるかあてもなくふらふらし、とある店の前でメニューを眺めていると中からおっちゃんに招き入れられたのでそこで食べることにした。メニューはメインが3種類、そしてスープが3種類しかなかったが、温かいもの食べたいと思いビーフスープを頼んだ。ろくに料金表も見ないで頼んで良かったのだろうかと内心ひやひやしていた。そして、ビーフスープとパンが運ばれてきた。そのビーフスープ、見かけも良かったがほんとにおいしかった。あまりのおいしさにびっくりしてしまった。そのおっちゃんは「おいしい」とかほんのちょこっとだけ日本語を喋れた。この味なら日本人が大勢来ても全然不思議ではない。いざ会計になってみると、ジュースも含めて8.1ユーロ。全くだましはなかった。気が向いたらまた来ようと思って店を出た。
ビーフスープ
ちなみにギリシャでは庶民的な食堂のことを「タベルナ」という。

おいしかったが量は少なかったので、帰りにケーキを買って帰った。ここカランバカでは何軒もケーキ屋を見かけた。みんなケーキが好きなのだろうか。味も甘すぎず、値段も高くなくて久しぶりのケーキに満足した。

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コメント (1)

染:

そういや、実家の前の家の近くに、イタ飯屋があったけど「タベルナ・ピアチェーレ」っていう店だったわー。ピアチェーレ食堂ってことか。なるほど。

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2007年04月05日 21:20に投稿されたエントリーのページです。

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