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イラン(3)〜テヘラン→イスファハン

8時過ぎにホテルをチェックアウトし、メトロに乗って南バスターミナルへ。話しかけてきたオッサンに案内してもらい(こういうところが楽だ)、イスファハンまでのバスチケットを購入。33000リアルだから、およそ370円。さすがに安い。
ターミナルはめちゃくちゃでかい。空港を汚くしたイメージ。しばらくぐるぐる回ったあと、店に入ってサンドイッチとコーラを注文。イランでサンドイッチと呼ばれる食べ物は、ホットドッグのような形をした固いパンを使ったハンバーガーみたいな感じ。不味くはない。もっとも、このサンドイッチとコーラ合わせて130円なのだから、文句は言えない。売店で水を買い(何故かガムを貰った)、10時45分にバスは出発。

休憩所
2時間ほど走った後、休憩所へ。センスのかけらもない建物だ。敵国アメリカのペプシを買うと、釣りが無かったため替わりにパンケーキをくれた。パンケーキ、苦手なんだけどなぁ…。イランに滞在中、結構こういう事は多かった。中国では怒られる上に売ってくれない場合もあるので、それを考えるとマシか。
蝿が跋扈する屋内で15分ほど暇を潰していると、クラクションが鳴ったので慌ててバスに戻る(時間の余裕はあると分かっているのに、なぜか慌ててしまう)。すると、隣に座っていて無愛想と思われた人がサンドイッチをくれた。突然の親切にびっくりしたが、これは嬉しかった。そういえば、ペルシア語で「ありがとう」って何て言うんだっけ。もう数字と広場(メイダーン)しか覚えてなかった。ダメな奴。

16時40分にイスファハン到着。タクシーを捕まえて(というより捕まった?)、20000リアルでエマーム・ホセイン広場へ。イランのバスターミナルは、中心部から遠すぎる。そして、もう夕方なのに、滅茶苦茶な暑さ。日陰を選んで歩かないと、すぐ頭がくらくらしてくる。やはり、昼間に外出するのは無謀だな、と改めて実感。
さて、ホテルを探さなければ。何件が回るが、どれも満室。まだ他のバックパッカーには全く会ってないのに、これはどういうことだと思ったら、イランは国内旅行が盛んなのだった。交通費安いし。そのため、イラン随一の観光地であるイスファハンの安宿は殆ど彼らで埋め尽くされているようだった。結局5件目がダメだったところで諦めて、中級に切り替えイラン・ホテル(なんて大袈裟な名前だ)へ。中級になると料金は何故かドル計算になり、唯一空いてるツインの部屋が30ドル。25ドルにまけてくれ、と交渉するが、混んでいるので向こうも強気なため、仕方なく30ドル払うことに。部屋はまぁ綺麗ではあったが。もうくたくただったので、7時過ぎまで休憩してから外出。

チャイハネ
まず向かったのはイスファハンの象徴であるスィー・オ・セ橋。ライトアップされた橋はとても美しい。写真をいくつか撮った後、橋にくっついているチャイハネで一息。かなり量の多いポットに入ったチャイが2000リアル(24円)。グラス一杯だと500リアル(6円)らしい。観光地なのに安すぎ。
さすがイランの京都(?)、観光客だらけ。あちこちで記念写真を撮っている。そして殆どは家族連れ。1人でチャイをすするのは、ちょっと寂しい。
その後はメインストリートをぶらぶらと散策。3000リアルのオレンジジュースがとても美味しかった。あまり腹は減っていなかったが、店に入ってチキンとナンのセット、ザムザム・コーラ。合計13000リアル。結構美味しかったが、量が多かったので残した。アイスクリームを食べる予定だったが、このせいで満腹になってしまったため断念。
9時過ぎにホテルへ戻って、日記を書いてシャワーを浴び、就寝。さて、明日は何をしようか…。

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2006年04月30日 09:48に投稿されたエントリーのページです。

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