フランス3日目
地下鉄乗ってモンパルナス駅へ。今日はモン・サン・ミッシェルに行く。パリからレンヌまでTGVで行き、レンヌからモンサンまではバス。TGVはニースで予約しておいた。往復73.2ユーロ。
モンパルナス駅のカフェで朝食を買おうと並んでいると次々に順番を抜かされた。フランス人は列というものを知らないのか、おれの買い方が間違ってるのか。チュニジア人はもっとひどかったけどね。結局むかついてその店では買わなかった。
レンヌ行きTGVに乗る日本人は多かった。だがレンヌからモンサンに行くバスは9割が日本人だった。しかもほぼ同年代。日本人観光客のツアーバスと化していた。
1時間ちょっと走ってモンサンミッシェル着。そしてすぐさま宿探し。意外とあっさり見つかった。2つ星にしては部屋もまぁまぁで64ユーロ。日本円にしたら高く感じるがフランスでは仕方ない。
荷物を置いてすぐ修道院見学。中世の歴史を感じさせる重厚な造りが素晴らしかった。高い金払っても行く価値はあると思う。これは世界遺産と言われても十分納得。晴れていればもっと綺麗だっただろうに。
島の周りを歩いてみたらぬかるんでひどくて、靴が汚れたから途中で引き返した。
普段、椅子に座ってばかりいるから旅に出てちょっと歩くと足が痛くなる。ってことで部屋で休憩。それに日本人観光客が次から次へと来てほんとうざかった。
夕方18時にもなると日本人はめっきり減って、車で来てる欧米人観光客がちらほら。モンサンに泊まってる日本人は7、8人だっただろうか。ホテルのレストランでノルマンディー産子羊のソテーを食べた。ウエイトレスが英語できなくて注文にかなり困ったが、ちゃんと頼んだものはでてきた。そして本格的フレンチはこの旅初だったが、これまたうまい。さすがは世界三大料理。
食べたのはたった3品なのに1時間以上かけて食べた。さすがはフレンチ。食べ終えてから、夜のモンサンミッシャルを見に行った。これまたすげぇ綺麗。人工的な光とは言え、ライトアップされた島全体は息を呑む美しさだった。感動して笑いが出た。ほんとあれは絶景。夜までいて良かった。ていうか、夜のモンサンを見ずに帰るのはもったいないと思う。
この旅最大の感動を得て大満足の中、眠りについた。