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2005年04月 アーカイブ

2005年04月06日

フランス3日目

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地下鉄乗ってモンパルナス駅へ。今日はモン・サン・ミッシェルに行く。パリからレンヌまでTGVで行き、レンヌからモンサンまではバス。TGVはニースで予約しておいた。往復73.2ユーロ。
モンパルナス駅のカフェで朝食を買おうと並んでいると次々に順番を抜かされた。フランス人は列というものを知らないのか、おれの買い方が間違ってるのか。チュニジア人はもっとひどかったけどね。結局むかついてその店では買わなかった。
レンヌ行きTGVに乗る日本人は多かった。だがレンヌからモンサンに行くバスは9割が日本人だった。しかもほぼ同年代。日本人観光客のツアーバスと化していた。
1時間ちょっと走ってモンサンミッシェル着。そしてすぐさま宿探し。意外とあっさり見つかった。2つ星にしては部屋もまぁまぁで64ユーロ。日本円にしたら高く感じるがフランスでは仕方ない。
荷物を置いてすぐ修道院見学。中世の歴史を感じさせる重厚な造りが素晴らしかった。高い金払っても行く価値はあると思う。これは世界遺産と言われても十分納得。晴れていればもっと綺麗だっただろうに。
島の周りを歩いてみたらぬかるんでひどくて、靴が汚れたから途中で引き返した。
普段、椅子に座ってばかりいるから旅に出てちょっと歩くと足が痛くなる。ってことで部屋で休憩。それに日本人観光客が次から次へと来てほんとうざかった。
夕方18時にもなると日本人はめっきり減って、車で来てる欧米人観光客がちらほら。モンサンに泊まってる日本人は7、8人だっただろうか。ホテルのレストランでノルマンディー産子羊のソテーを食べた。ウエイトレスが英語できなくて注文にかなり困ったが、ちゃんと頼んだものはでてきた。そして本格的フレンチはこの旅初だったが、これまたうまい。さすがは世界三大料理。
食べたのはたった3品なのに1時間以上かけて食べた。さすがはフレンチ。食べ終えてから、夜のモンサンミッシャルを見に行った。これまたすげぇ綺麗。人工的な光とは言え、ライトアップされた島全体は息を呑む美しさだった。感動して笑いが出た。ほんとあれは絶景。夜までいて良かった。ていうか、夜のモンサンを見ずに帰るのはもったいないと思う。
この旅最大の感動を得て大満足の中、眠りについた。

2005年04月09日

フランス4日目

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朝靄の中のモンサンミッシェルを見ようと朝食前に外を散歩してみた。曇ってるせいかもしれないが朝見ても昼見ても変わらない気がした。やっぱりフランス観光は夏がいいのかね。
9:30のバスでレンヌに行きTGVに乗ってパリへ帰った。行きはあんなに日本人が多かったバスなのに帰りは5人しかいなかった。まぁ客が日本人だけってのもどうかと思うが。
13:25にモンパルナスに着いて、そのままホテルへ。2日前に予約したホテルセルティック。エレベーターがなくて5階まで階段を上らされた。改装工事中らしく2階は作業してた。部屋は古く、バスルームもしょぼい。トイレ付きを頼んだはずがついてなかった。TVは映りが悪いし、コンセントもない。1つ星の威力を見せ付けられた。まぁ1泊くらい我慢しよう。
もうパリでは見たいものがない。早いとこイタリアに行きたかった。仕方なくノートルダム大聖堂でも見ようと思い、歩き出した。けっこう遠かった。疲れた。1枚写真撮って終了。んじゃスイーツ巡りでもしようと思い、地球に載っていた「ピエール・エルメ」に行ってみた。んまそーなケーキやら菓子やら並んでいて、欲張って3つもケーキ買ってしまった。店員には日本人もいた。
部屋に戻ってケーキを食べた。フォークがないので手で食べる。1口で感動。なんてうまいんだ。でも3口くらいでもういらなくなった。甘すぎる。フランス人はこんな甘いのが好きなのか?とりあえず2つ食べきった。
ほんとにすることがないから明日からのイタリアの予習を始めた。旅の後半なので、地球は買ったもののあまり読んでいなかったから。ナポリ編とローマ編の2つ読んでたらけっこう時間が過ぎた。そういや、近くにネット屋があったなと思い、行ってみる。PCは15台くらいあってほとんど埋め尽くされてた。空いてるのを借りてニュースとかメールとか見た。なんだかんだで45分くらいやって会計をしようとしたら受付のイケメン兄ちゃんが「My gift」って言ってきた。最初は何のことだかわからず聞き返したが、どうやらタダにしてくれるらしい。意味不明だがすげぇうれしかった。5ユーロくらいだろうけど浮いた。兄ちゃんありがとう。
そしてちょっと歩いて地球に載ってるクレープの店に行った。そしたら日本人いっぱいで入らずに引き返した。結局またモノプリで買って部屋で食べた。おれが思うに、パリとかローマとか大都市は一人で行くもんじゃないね。食事が本当に困る。一人でいい店入っても絶対うまくないもん。

2005年04月10日

モロッコ・イベリア(3)

時差ボケのためかあまり寝られず、7時に起床。8時にシュークリームのような形をした固いパンとオレンジ色のジュース、コーヒーのような飲み物という朝食を採る。これなら朝食無しのとこで良いな。少しゴロゴロして10時過ぎにチェックアウトし、地下鉄に乗ってアルコ・セゴ・バスターミナルへ。
事前にネットで調べたとおり、セビーリャ経由アルヘシラス行の夜行バスがあったので切符を購入(35ユーロ。安い)。それまでは市内観光をしようという計画だったので、リスボンの中心部であるロシオ駅に戻り、コインロッカーを探した。
コインロッカーを見つけたが、何度やってもコインが戻ってきて使えない。しばらく格闘していると、駅員なのか知らんがおじいちゃんがヘルプに来てくれた。そして2人で格闘するが結局おじいちゃんにも分からないらしく、どっかへ行ってしまった。あーあ。仕方なく南のカイス・ド・ソドレ駅まで歩いて(少し意地になっている)、唯一空いていた巨大なロッカーにバックパックを預けた。やれやれ、もう2時近くだ。

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15番の市電でベレンへ。リスボンの街並みは本当に素晴らしい。イメージするヨーロッパの街そのものだ(ハウステンボスより凄いね)。ベレンに到着し、大航海時代のモニュメントやらジェロニモス修道院を見学。普段、寺院仏閣には殆ど感動を覚えることの無いhanzoだけれど、このジェロニモス修道院には圧倒された。歴史的価値を除いて建築物としてだけ見ても凄いと思える。結局1時間くらい居座り、満足して再び市電で中心部に戻った。

その後も色々市内を回ったが、腹が減ってきた。そういや昼飯を食べていなかった。ファーストフード店と思しき店に入り、よく分からぬまま2.5ユーロくらいのセットを注文。ビールかコーラどちらにするかと聞かれたので勿論ビール(ここではビールとコーラが等価なのか!)を選択。超うまい。ポテトの量が半端じゃなかったが、何とか完食。ここは頑張るとこじゃないだろうけど。
夕方になったので、日没を見ようとサンジョルジェ城に登る(丘の上にある)。リスボンはとにかく坂が多く、歩き回るだけでへとへとになる。ただその分眺めの良い場所は多く、城からの眺めはまさに絶景。日没まで時間があるので、城の中にあるカフェでハイネケンを飲みつつ(飲みなれた味はやはり安心する)、時間を潰す。風が強くて寒かったが、眺めは最高で満足して坂を下りた。
ロシオ駅に戻り、夜行バスに備えて近くにあったスーパーで食料と飲み物を物色。ヨーロッパの田舎だけあって物価は安い。ビールなんて1缶100円以下だ。カイス・ド・ソドレ駅で荷物を回収し(出し方が良く分からず、係員に助けてもらった<こんなんばっか)、地下鉄でサルディーニャ駅へ。

しかしここで乗り換えミス。間違えた!と思ったら実は間違えてなくて、間違った方向へ進んでしまったのだ。大幅なタイムロス。まずい。バスは10時出発なのだが、9時35分にターミナル最寄りの駅に到着。全力で走るが、ここでもまた道を間違えた。地下鉄もそうだが、2度目で間違えるとは情けない。それでも何とか9時45分に到着。近くに居た人に切符を見せて確認すると、ここで待っていれば良いとのこと。バスが来た。余裕の表情で切符を見せると、何か言っている。どうやら9時半までにオフィスでチェックインをしなければいけないらしい。まずい。慌ててオフィスに行くと誰も居ない。さらに慌ててバスに戻り、オフィスに誰も居ないと訴える。すると運転手がオフィスに行って手続きをしてくれた。5分前に何とか乗車完了。危ないところだった。
10時5分くらいにバスは出発。日本人は勿論居ない。英語の放送も無く何も分からなかったが、まぁいいや、何とかなるだろうと思ってビールを飲み、ウトウトしつつ長い1日が終わった。

2005年04月11日

フランス5日目

遅めに起きて10:30頃、オルリー空港へ向かった。今日は格安の航空会社「easyJet」で南イタリアのナポリへ行く予定。40ユーロ弱という破格の安さだ。
オルリーのターミナルに着き、バスの車窓からeasyJetのカウンターが見えた。ずいぶん人が集まっていて、あー人気あるんだなぁと思っていた。バスを降り、先ほど見えたカウンターに行ってみるとどうも様子がおかしい。案内のディスプレイを見たらeasyJetのナポリ行きのところが赤くなっていた。表示が英語に切り替わった。「Cancel」。まさか…。これでようやくこの混雑ぶりが理解できた。空港職員らしき人がもまれながら紙を配っていた。もらってもフランス語でわからない。英語のはないか聞いても「ない」と。その空港職員は四方八方から質問攻めに合っているがフランス語ではおれには全く理解できなかった。怒りとあせりでパニックだった。んで、なんでキャンセルなのか聞いてみた。「ストライキだ」と。easyJetがストライキしたのではなく、搭乗の手続きを代行している会社がストライキしたのだ、と。とりあえず理由はわかったから、次の手を考えねば。ローマまで行かないと東京に帰れない。パニックで一人ぶつぶつつぶやきながら、またバスでパリ市内に戻った。
重い荷物とともに昨日行ったネット屋に入った。あの兄ちゃんはいなかった。ネットで明日、明後日の便をeasyJetで探しても駄目だった。満席なのか、急すぎるのか。明らかに高くなるがエールフランスで行くか。もしくは陸路でとりあえずニースまで行き、そこからローマ(この時点ですでにナポリ行きはあきらめた)を目指すか。パリからニースまでTGVで70ユーロくらいだった。だが果たしてニースからローマはいくらで、直通があるのか、乗り継ぐのか。北イタリアやイタリア全土の地球は持っていなかったので、途中の街で泊まるのも不安だ。マジ困った。最後に、予約していたナポリのホテルにキャンセルのメールを送って、店を出た。
ってことでエールフランスの支店に行ってみて200ユーロくらいで納まるならエールフランス、それ以上なら陸路にしようと思い、地下鉄で凱旋門近くのエールフランスの支店を目指すことに。
地下鉄も様子がおかしかった。改札口がオープンになっている。近くのインフォメーションに聞いてみたがやたら対応が悪かった。何やら表示があるがフランス語だし。とりあえず切符を買って中に入り、6号線のホームに行ってみた。ちらほら人が待っていたから自分も待ってみた。何度も同じような放送が流れているが全くわからない。15分くらい待って理解した。地下鉄もストライキなのだと。なんてひどい国だ。この怒りをどこにぶつけていいのかわからなかったが、ストでも動いてる路線があることを思い出し、4号線に行ってみた。
4号線は動いていた。でも大混雑。途中で1号線に乗り換えればどうにか凱旋門まで行ける。
そしてどうにか目的地に着いた。エールフランスの支店までストなんじゃないかと心配したが、ちゃんと営業していた。5分ほど待たされてから英語のあまりできない姉ちゃんと交渉。明日のローマ行きはないか?、と。全て満席。なんてこった。まぁ陸路で行っても2日かかるだろう。んじゃ明後日は?と聞いてみた。16:15の便なら空いていると。いくらか聞いてみた。120ユーロ。そんなに安いのか。んじゃくれ、と言ったら、ちょっと待った、と。あんたは日本人だから片道航空券は売れない。往復じゃないとダメだと言われた。ローマから東京までの航空券を見せてもダメだった。帰りの分は使わなくていいから往復で買いなさいと言われた。それでも160ユーロだと。まぁ予算内だからいいかってことで、どうにかローマ行きのチケットを手に入れた。
チケットを手に入れて終わりではない。ようはあと2泊ここパリに泊まることになったのだ。泊まるところも見つけなきゃだし、何をして過ごすのかも考えなきゃ。しばしエールフランスのラウンジで対策を練ってから移動した。
また大混雑の地下鉄に乗って、乗り換え、東駅の近くのホテルを目指した。1泊80ユーロと高いが、部屋で無線LANが使えるのが魅力だ。ホテルのフロントで部屋空いてないか尋ねると、今日は満室だと。もうがっくり。でも、ここから2分ほど歩いたこのホテルなら空いてるかもよ、と教えてくれた。ちなみに明日は空いてるか聞くと、空いてると言うので予約した。
その教えられたホテルに行ってみた。客はおれしかいないんじゃないかと思わせるホテルだったがやはりここも無線が使えるということで宿泊。1泊83ユーロ。3つ星なだけあって部屋はよかった。でもナポリならこの半分の値段の部屋だったのに…。
部屋に入ったのは16時近かった。朝からほとんど何も食べてない。ってことでまた地下鉄を乗り継ぎ、凱旋門近くに行ってファーストフードを食べた。ストのおかげで一部の改札口がオープンになっててタダ乗りもできた。シャンゼリゼ大通りにあるプジョーやバング&オルフセンのショールームを見て、またスイーツ巡り。日本人パティシエの店「サダハル・アオキ」に行ってケーキ2個買って帰った。
ざっと計算しても、このストライキのせいで軽く3万円は損している。フランスは本当にストの多い国だとは聞いていたが、実際に自分が被害に合うとすげぇむかつく。ストをするほうもそうだけど、このストを許してるフランス人の神経が理解できない。この日のホテルのテレビで見たCNNでもこの大規模ストのことがニュースになっていた。もう2度とフランスには来ないことを心に誓った。しかし、明日から何をすればいいのか…。ナポリ行きたかったなぁ…

2005年04月13日

モロッコ・イベリア(4)

朝の4時半くらいに、バスがターミナルに止まった。セビーリャに着いたらしい。目的地はこの先のアルヘシラスなので、まだ降りる必要は無い。放送でアルヘシラスとか聞こえたような気がするが、まぁ気のせいだろう。
しかしバスが出発してから、何か胸騒ぎがしてきた。まさかとは思うが、念のため運転手にチケットを見せてみる。すると運転手は「何やってるんだ、はやく降りろ!(意訳)」と叫んだ。「乗り換えるのか?」「そうだ、急げ!」どうやらセビーリャで乗り換えをする必要があったらしい。そんなことは一言も聞いていない。バスは止まり、慌てて降りて荷物を取り、ターミナルへ走って戻った。もう少し気づくのが遅かったら間に合わなかっただろうし、何よりターミナルに戻れなかっただろう。またしても危ないところだったが、今回は本当によくぞ乗り切ったものだ、と自分で感心した。乗り換えるなんて思ってもみなかったし、完全に直感(というか運)で乗り切ったのだ。

無事乗り換えを済ませ、ウトウトして目を覚ますと7時。アンダルシアの朝焼けは綺麗だったが、とにかく眠かった。こっちに来てからまともに寝ていない気がする。昨日スーパーで買ったやたら固いパンを齧りながら何度もウトウトした。乗り過ごさない程度に寝ておくか・・・。

8時過ぎにスペイン南端の町、アルヘシラスに到着(勿論運転手にチケットを見せてしつこく確認した)。すぐ目の前がモロッコへのフェリー乗り場のようだ。良く分からぬままじたばたしていたら何とかチケットを入手。またしても時間ぎりぎりだったが、適当な出国手続きを済ませてフェリーに乗り込む。しかし俺の持ってるチケットと他の客のチケット、何か違うんだが・・・。乗ってるフェリー会社の名前が書いてあるチケットをみんな持っていて、俺だけ違うようだ。もうどうでも良くなって係員に何食わぬ顔で見せると、係員は何か言いつつも通してくれた。合っていたのだろうか、どちらにせよ下手に確認しないほうがいいな。とにかくフェリーは出航し、俺はそれに乗っている。それで良いじゃないか。

アフリカ大陸に行く、という感覚がまだ無い。俺は本当にモロッコへ行くんだろうか?

座ってガイドブックを読んでいると、後ろから話しかけられた。日本人だ。予定外にモロッコへ行くことになったらしく、ガイドブックを見せてくれと言う。オーストラリア人(これはあとで知った)も一緒に居たので、ロンリー・プラネットのコピーも見せてあげた。すると予想外に喜んでくれ、何故か自分も嬉しくなった。
船内で入国手続きをするのだが、放送はフランス語とアラビア語のため全然分からない。するとその日本人がそろそろだと教えてくれた。「荷物は見ておくよ」というので有難く頼むことにして、手続きに行った。カウンターにはさっきのオーストラリア人が並んでいたので、ひととおり自己紹介。「手続きを船でやるなんて知らなかったよ(HAHAHA)。君は知っていたかい?」というので、いつ手続きするのか知らなかったくせに「もちろんだよ」と半分ハッタリで答えてみた。ハッタリをかます必要なんてどこにも無いのだが、何故か虚勢を張ってみたくなった。この時点でかなり心細くなっていたようだ。
手続きは英語だったが、何を言っているのかさっぱり分からない。係員は何故か笑顔なので、こっちもニコニコ。日本人なので、例によってとてもとても簡単に終了。モロッコ時間11時半くらいに到着(スペインはサマータイムなので、時差は2時間)。出口を間違えて車庫のようなところに行ってしまったが、なんとか出口にたどり着いた(本当に迷ってばかりだ)。パスポートのチェックを済ませ、ついにアフリカ大陸・モロッコに上陸!

2005年04月14日

フランス6日目

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もうすることない。かと言って部屋にずっといるわけにもいかない。ってことでまずベルサイユ宮殿に行った。歴史的経緯は知らないが、なんとなく有名だから。この旅初のRERに乗って行った。しかし、フランスの交通機関は切符が買いにくい。紙幣はダメ、クレジットカードもヨーロッパ発行じゃないとダメ(地球にはICチップがあれば大丈夫って書いてあったけどダメだった)、窓口はたいていひとつしか開いてない。これじゃ観光客は買いにくいよ。ていうか、よくこれで世界一の観光大国になれるよ。
ベルサイユ宮殿に着いた。でかい。そして観光客やツアーバスがいっぱい。なんだかいっぱい入り口があってどこから入ったらいいかわかんないし、チケット買うところもわかんないから外観だけ見て帰ってきた。そんなに見たいものでもないし。
次にモンマルトルに行った。地球には夜は治安の悪いところと書いてあったが、地下鉄から地上に出た瞬間、通りの両側はSEXショップだらけだった。これじゃ仕方ない。モンマルトルには「アメリ」の舞台になったカフェがある。ほんとごく普通のカフェだった。店内にはでかでかとアメリのポスターが貼られてた。次いでテルトル広場へ。パリの絵描きのイメージはここから来てるようだ。シャンゼリゼなんかと違ってほのぼのしていいかんじ。
そして店をぶらついてからうどん屋へ行った。旅をやる気なくしてから急に日本食を食べたくなった。あと数日で日本に帰るのだが、まぁ讃岐うどんは滅多に食べないからいいかってことで。店は当然日本人だらけ。べつにまずくはないがうまくもなかった。でも久しぶりに温かいものを食べた気がした。
次いでスイーツ巡り第三弾。ジャンポールエヴァンというチョコレート屋へ。結局、この店が一番うまかった気がする。
部屋に戻ってネットやりまくり。無線でできたのだ。このホテルはフロントの対応がすごく良かった。2度とフランスには来たくないがもし来たらまた泊まってみたいと思わせるホテルだった。